ヘルニアの本当の原因
前回の記事では椎間板ヘルニアは実は腰痛の痛みの原因ではないということでした。
では本当の原因はいったい何なのか?
結論から言うと、
腰椎の動き過ぎです。
まずは、ヘルニアになるメカニズムを説明させていただく必要があります。
少々わかりずらい話になってしまいそうなので、最初にはっきりさせたいことがあります。
①ヘルニアになってしまっていても痛みの根本原因ではない
②痛みの原因は他にある
こちらを踏まえて、ヘルニアになってしまうメカニズムから説明していきます。
ヘルニアとはどういう状態か?
ヘルニアの語源はラテン語で「飛び出す」という意味になります。
何が飛び出すかというと、背骨は24個からなる椎骨という骨とその間に椎間板というクッションの役割をする弾力性のあるものが重なり合って一本の背骨を構成しています。
椎骨と椎骨の間の椎間板が、強い圧迫が加わると潰れてしまうことがあります。(なぜ強い圧迫をうけてしまうのかは後で解説します)
椎間板が潰れてしまうとその中にあるゼリー状の髄核という組織が線維輪という強靭な膜組織を突き破って外側に飛び出してしまうのです。
これが椎間板ヘルニアです!
しかし多く人たちが、このヘルニアを発症しても腰痛の原因ではなく、
それどころか
「腰なんて全く痛くないよ~」
という人たちがたくさんいます。
腰が痛い人たちの原因は、
腰が過剰に動いてしまうことです。
本来、腰椎の可動域は構造上少ししか動かないようになっていますが、股関節や肩甲骨の動きが悪いと腰椎に過剰なストレスがかかってしまいます。
そして腰の動き過ぎによって、腰椎の椎骨どうしがぶつかって詰まるような痛みが出てしまったり、それによってまわりの筋肉も緊張し、硬くなった筋肉が神経を圧迫したり、筋肉が突っ張ってしまったりします。
腰痛全般に言えることですが、
ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離・すべり症、筋筋膜性腰痛症、ぎっくり腰などすべて腰の動き過ぎなのです!!
ヘルニア →腰の動き過ぎて椎間板に強い圧力が加わり潰れる
脊柱管狭窄症 →腰の動き過ぎて腰椎の配列が変形し脊柱管が狭くなる
腰椎分離・すべり症 →腰の動き過ぎて腰椎が過前湾(反る)を起こし腰椎が前にすべる
筋筋膜性腰痛症 →腰の動き過ぎて筋肉の緊張が強くなる
ぎっくり腰 →腰の動き過ぎて腰椎に圧力が加わり捻挫する
実際に腰椎自体が原因で、上記な症状が改善されにくい人もいるかもしれません。
しかし、
腰痛の85%の人口が原因不明という事実を踏まえると、ほとんどの人はこれまで説明した腰の動き過ぎにあてはまると言えます!
股関節や肩甲骨の動きが悪いがために腰痛が起こっている人たちが非常に多いのが現状です。
ヘルニアに限らず、まずは痛みの原因となっている部位をしっかり特定できれば腰痛は必ず改善されるのです!
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